第5回上場を目指すための企業成長セミナー「組織性」を開催いたしました!
第1部では(株)協働日本 代表取締役社長 村松 知幸 氏、バリュエンスホールディングス株式会社 執行役員 コーポレート本部長 人事部長 大西 剣之介 氏より「成長する組織づくり」をテーマにご講演いただきました。
村松氏は、これからは事業と人材を切り離して考えるのではなく、事業の目指すべき目標に適した人材戦略を考えることが重要で、特に現代は働き手の考え方の志向や、投資家の考え、労働環境の変化など、外部環境は変化しているため、これらの状況に対して、経営者と働き手の事業に対する考え方が共有できていることが、事業の成長に大きく影響するということをお話くださいました。
大西氏は、事業成長を考えた人材戦略にはどんな企業にも適した「共通解」は存在せず、企業の成長には企業毎に適した在り方(目標)と、それを目指す中で訪れる変化の局面があり、それぞれの局面で必要とされる施策、目標の共有の仕方、適した人材は異なるため、成長のために各局面でできることを十分検討し、検討した内容については社員と納得できるまで共有することで、変化の局面を乗り越え、成長を続けることができるということを、自社のこれまでの成長の過程を具体例にお話くださいました。
第2部では、有限責任監査法人トーマツ山本 仁 氏が講師を務め、上場を見据えた組織づくりのポイントについて、監査法人としての視点も踏まえお話しいただきました。
「計画性」が企業をコントロールするハンドルだとすると、「組織性」は事業展開のエンジンであり、IPOをすることで適切な組織づくりが行われ、結果的に成果を生みやすい組織をつくることになるということを、具体例を交えてご説明いただきました。
またワークショップでは、それぞれのグループで、各企業が抱えている組織づくりの問題、課題、考えている未来について共有、共感しつつ、参加者はもちろん、講師陣、運営の方共々、どのような解決策があるのか、具体的な施策やその成功・失敗も含め話し合い、高め合う機会となりました。
また、その中でも組織づくりや働きやすさを構成していく方法として、一つ「IPO」という手段が存在していることを再認識する第5回セミナーとなりました。
第6回上場を目指すための企業成長セミナー「社会性」もご期待ください。
▼お申し込みはこちらから受け付けています▼
https://www.kagoshima-ipo.jp/support/#about-seminor
1 日 時
令和4年10月13日(木)15:00~17:00
2 会 場
鹿児島中央ビル 8F会議室
3内 容
【2部構成となっております】
《セミナー》
【講師】有限責任監査法人トーマツ
【テーマ】「成長を支える業務管理」
上場を見据え、事業を継続して成長させるために必要な業務管理体制について説明し、チェックリストをもとに自社の課題を確認します。
《セミナー》
【講師】有限責任監査法人トーマツ
【テーマ】「ディスクロージャー」
株式上場「前」、株式上場「時」、株式上場「後」の各段階において開示していかなければならない書類について説明します。